VP−440XはHDMI入力4ポートとVGA入力1ポートを装備した高性能の18G 4K HDR対応のプレゼンテーションスイッチャー/スケーラーです。ビデオ信号をスケーリングし、音声を重畳して、HDMIとHDBaseTの2つの出力ポートに同じ分配映像/ステレオ音声信号を出力します。HDBaseT出力側は、4K@60(4:2:0)の映像信号をツイストペアケーブル経由で最大40m伝送できます。解像度の低い信号ならば更に長距離の伝送が可能です。

• 高性能プロ用途スケーラー内蔵 — 4K@60(4:4:4)までのアップスケール、ダウンスケール、およびクロススケールに対応。出力解像度はどちらかの受信装置に合わせたネイティブ設定か、手動で他の解像度に合わせることが出来ます。もし本体が18Gの4K解像度に設定された場合、HDBaseTの出力は自動的に4:2:0のクロマサンプリングに落とされます。
• スムーズなスイッチング — 連続的な出力同期信号によって、入力切替時の出力のグリッチ発生を抑えます。入力が無信号時にも有効です。
• デジタルおよびアナログ音声に対応 — 入力ポート毎に専用のアンバランス音声入力端子を有し、入力映像信号に重畳します。加えて前面パネル上にあるマイク端子から、ミキシング、スイッチングあるいはトークオーバーのいずれかの形で音声を入力できます。いずれの音声も背面パネルのオーディオアウト端子からアンバランス信号で出力できます。
• パワフルなオーディオプロセッシング — オーディオイコライザー、ミキサー、遅延加算、マイクロフォンのトークオーバーの各機能を備えたDSP技術をサポートしています。
• コンテンツ保護対応 — HDCP 2.2および1.4対応
• HDR — HDR10対応
• EDIDパススルー — ソースからディスプレイへのEDIDのパススルー対応
• CEC対応 — 入力から出力へのCEC信号の伝送に対応しています。入力信号がなくなってから一定時間経つと自動的にディスプレイの電源オフのCECコマンドをディスプレイに送ります。入力信号が復帰すると電源オンの信号を送ります。
• 双方向RS–232伝送 — 双方向のシリアル信号の伝送をHDBaseT信号線で行います。遠隔のデバイス制御を行えます。
• 多様なコントロール手段 — 本体のコントロールを多彩な方法で行えます。・オンスクリーンディスプレイ(OSD)、・内蔵ウェブページにてイーサネット経由ブラウザから、・RS–232シリアルポートにてPCやタッチパネルから。・加えて接点リモートを使って入力切替とディスプレイのオン/オフが制御出来ます。
• 簡単なインストール — ラックマウントアダプターを使用して汎用の19インチラックに装着できます。（推奨ﾗｯｸﾏｳﾝﾄｱﾀﾞﾌﾟﾀｰ：RK–1)