MV−4Xは、スケーリング技術とマルチウィンドウオプションを統合した高性能なHDMIマトリックススイッチャーです。コントロールルーム、会議室、教室などで、複数のソースを同時にモニタリングまたは表示するための理想的なソリューションです。最大4K@60Hz 4:4:4のビデオ解像度と最大7.1チャンネル、192kHzのLPCMオーディオを入出力の両方でサポートしています。また、MV−4XはHDCP 1.xおよび2.3規格に完全対応しています。
本製品は、HDMIとHDBTの2系統の出力を備えています。4系統のHDMIソースを個別に表示するほか、フルスクリーン表示、クアッドモード、PiP、PoPなどの多彩なマルチウィンドウモードで両出力に表示することが可能です。また、MV−4Xでは、シームレス(ゼロタイム映像カット)な4x2マトリックススイッチャーの選択も用意されています。また、クロマキー合成に対応し、ロゴオーバーレイ機能を搭載しています。
MV−4Xは、フロントパネルのOSDボタン、Ethernet(Webページ内蔵)、RS−232により、入力/ウィンドウのルーティング、位置、サイズなどの制御および管理が可能です。
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高性能マルチビューワー — 18Gbps 4K HDMI対応。4xHDMI入力およびHDBTとHDMIの2出力装備。HDMIは最大4K@50/60Hz(4:4:4)、HDBTは最大4K@50/60Hz(4:2:0)に対応
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シームレス映像切替(ゼロタイム映像カット) — 4xHDMIの入力とHDMI&HDBTの2出力の間をシームレスに切替
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HDMI仕様 — HDMI2.0で定義される以下の仕様:HDR10、CEC(出力のみ)、4K@60Hz、Y420、BT2020、ディープカラー(入力のみ)、 x.v.Color™、7.1PCM、ドルビーTrueHD、DTS–HD、
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コンテンツ保護 — HDCP2.3準拠
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クロマキーサポート — 単色の背景を使って映像キーを選択することが出来ます
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多数のフィルターやアルゴリズムにて映像のアーティファクトを除去します
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マトリックススイッチング — マトリックスモードにて完全にシームレスなゼロタイムの4x2スイッチングを実現します
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マルチディスプレイオプション — 4つのHDMIソースを個別にフルスクリーン表示し、マトリックスモードでシームレスに切り替えながら表示することができます。また、PiP (Picture in Picture) やPoP (Picture outside of Picture) などのカスタマイズ可能な標準ビューや、クアッドウィンドウモードなど、マルチウィンドウモードでソースを表示することも可能
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4個のプリセットメモリー — マルチウィンドウの配置を予めプリセットして保存しておくことが可能
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自動レイアウトサポート — 表示されるビデオウィンドウの数を、ライブ映像ソースの数によって自動的に変更する自動レイアウトモードを装備します。
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全てのモードにおいて音声ソースを独立して切り替え可能
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イメージの回転 — マトリックスモードにて、入力1の映像は4K解像度のまま90°、180°、270°に回転することが可能
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ウィンドウのボーダーのデザインの選択可能 — 各ウィンドウは色の選択できるボーダーを付けられます。
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ロゴ対応 — ブート画面のロゴや、自由な位置で映像にオーバーレイ出来るロゴがアップロード可能
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マルチビューウインドウの設定 — ウィンドウのサイズ、位置、設定を直感的かつ簡単に調整できます。
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ユーザーフレンドリーな制御 — 内蔵WEBーGUIおよび前面パネルスイッチで操作するOSDで制御できます。
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EDIDマネジメント — 入力毎に内部EDID、外部EDIDから設定できるEDIDマネジメント
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ローカルモニター — マトリックスモードにて、ユーザーがリモートディスプレイに切り替える前に画像を確認する必要があるアプリケーションに最適な、ローカルモニター機能。